神奈川県早川工業団地協同組合

理事長

ごあいさつ

 私ども神奈川県早川工業団地協同組合は、県の中央の綾瀬市早川に所在し、相鉄線では海老名・かしわ台・さがみ野のいずれの駅からも車で15分の距離に位置しております。

 また2021年、車で5分のところに東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジが開通し、従来の厚木及び横浜インターに加え利用できるようになりました。

 敷地の大きさは約1万坪、10メートルの道路をとり、事業所数は16社、すべて長年の技術集積がある企業です。業種の概要は、製造業に不可欠な銑鉄製造業、精密機械板金加工業、炭素製品製造業、自動車関連業種では同部品およびトラックボディー部品製造業、電子機器部品製造業、更に関連業種としては鉄工業、金属製品製造業、段ボール等の紙加工業、ほかには打ち抜き金網製造業、産業廃棄物処理業、酸素・ガス製造業、工作機械製造業、洗濯業があります。

 組合の誕生は今から50年有余の昭和48年、県内企業で公害発生に悩む百数十社の中から県公害対策局(当時)の選定により19社が決定、同年協同組合を結成。その後、オイルショックの不況経験を初めとして幾多の経済不況を克服してまいりました。厳しいときには相互扶助、更に運命共同体の堅い意思を保ち続け、経営者として互いに励ましつつ今日の健全経営に至っております。組合員の交流・情報交換の場としては自前の会館施設で定期的に全体会議を開催し、集団化の利点が活かされるようにしております。組合の自立、活性化の為に行っている福利、共同施設等の諸事業の監査には理事会を設けております。 

 さて、既にご案内のとおり企業活動を支える資源として後継者の育成と技能伝承により技術向上が達成される訳ですが、当組合では職場の先輩の指導と仕事ぶりを見て着実に後継者が育ってきております。各事業所は常に社員と一体となって操業向上の道を歩んで現在に至りましたが、今後とも弛みない研究と努力を重ね、高度な需要にお応えしていきたいと思います。

 冒頭に申し上げましたとおり、当工業団地の建設には神奈川県、横浜市、地元綾瀬市等関係官庁及び商工組合中央金庫等の激励と暖かいご援助をいただいておりますので、私ども組合は今後とも地域経済の振興と企業の発展に貢献してまいる所存です。 

 各方面の方々のなお一層のご指導、ご支援をお願い申し上げご挨拶といたします。